⑦白沙八幡神社

(石田町筒城仲触1012)

御鎮座の年代は詳らではないが、「当社は、醍醐天皇延喜5年(905)12月26日勅宣、同月28日は御神体をこの国に渡し奉らるる時、神号を授け奉られしと云ふ。」とも。「一に云う、桓武天皇延暦年中鎮座とも。」と古書に記されている。古来島人の尊崇を集めた古社で、今も壱岐國七社の一つとして、「七社めぐり」と称する島内外からの参拝者が多い。旧藩時代、例祭に国主の名代 の参詣(直参とも)があった。幣帛が供進され、代々の藩主の尊崇も厚く、社領・鳥居・宝物等の献納も度々おこなわれている。(壱岐事典より)