②與神社

(芦辺町湯岳興触676)

嵯峨天皇弘仁2年(811)の草創。社記に曰く、付近の地名は興といい、かつて壱岐国府があったと考えられている。社名の「興」は「国府(こふ、こう)」の意味である。国府の倉の鍵である「印鑰(いんにゃく)」を保管していたことから、近世には「印鑰神社」とも呼ばれていた。かつての壱岐國一の宮。神社名の字は何故か「興」ではなく、「與」が用いられている。(壱岐事典より)